世界陸上モスクワ2013に出場するムタ・エッサ・バーシムという選手が注目されています。
バーシム選手は、注目されたばかりでまだあまりしられていませんが、今大会の新世代のホープらしいです。少し情報は少ないですが、わかる範囲で調べてまとめてみました。
名前 : ムタ・エッサ・バーシム(mutaz essa barshim)
国籍 : カタール
生年月日 : 1991年6月24日
身長 : 192cm
体重 : 70kg
種目 : 走り高跳び
自己ベスト : 2.40m
バーシム選手はまだまだ出てきたばかりで国際大会などでの実績は少ないですが、今年5月のダイヤモンドリーグで自己最高の2.40mを跳び、ソトマイヨル選手が20年前に残した世界記録2.45mまであと5cmと迫り話題になりました。
今大会では20年間破られていない、その世界記録を破るのではないかと言われています。
バーシム選手のダイヤモンドリーグの動画があったのでご覧下さい
【Mutaz Essa Barshim 2.40 in Eugene】
私は陸上のプロではないので詳しい技術的なことはよくわかりませんが、走り出しから跳んで体をひねるまでの動作がすごくきれいで、ガゼルとか跳躍力のある動物のような滑らかな印象をうけました。
まだ22歳なので、大舞台をたくさん経験し、これからますます伸びそうな選手だと思います。
そしてもう一人、最近出てきた選手でボーダン・ボンダレンコ(ウクライナ)という選手がいるんですが、こちらの選手も、バーシム選手が5月に2.40を跳んだ一ヵ月後に参加したダイヤモンドリーグで2.41mを跳び、また23歳と若いので注目を浴びています。
最後にこちらは噂なのですが。。。
このムタ・エッサ・バーシム選手はアフリカの選手なんではないか?という噂があるみたいです。というのも最近、カタールやバーレーンなどの中東諸国がアフリカなどから優秀な選手を自国に帰化させて国益にしている傾向があるんだそうです。
確かにサッカーなんかでは、アフリカの運動能力の高い選手を帰化させて強化していますよね。言われてみればバーシム選手は長身でスラッとしていて、アフリカ人っぽい体つきをしてるような気がしないでもないですね。経歴ではカタールで幼い頃から英才教育を受けていたと書いてありましたが、真相はわかりません!!今回も2.40mを跳んだことで政府から一軒家をプレゼントされたらしいですし。。。
どちらにしても、バーシム選手も、ボンダレンコ選手も若いので男子走り高跳びは、今後この2人を中心に動いていきそうですね。世界陸上モスクワ2013男子走り高跳びは8月13日(火)になります。2人の鳥人対決に注目していきましょう