先週の金曜ロードショーで耳をすませばが放映されてましたね。
わたしも見たんですが、中学時代の青春のお話ってなにかいいですよね。
当時のことを思い出していろいろ思い出に浸ってました。
さて、そんな金曜ロードショーなんですが今週は平成狸合戦ぽんぽこが放送されます。
スタジオジブリの映画の中ではマイナーな方だと思うんですが、個人的には結構好きな作品です。
今回は平成狸合戦ぽんぽこのお話と、そのロケ地、作品の舞台とされている東京の多摩ニュータウンについて調べてみました。
平成狸合戦ぽんぽこあらすじ
この映画は、人間による自然破壊から自分達の住処を守ろうと、たぬきたちが色々な作戦をたてて奮闘している姿をとてもユーモラスに描いたファミリーアニメです。
自然豊かな土地、多摩丘陵。そこへ住んでいたたぬきたちはのんびり豊かに暮らしていました。ところがそこへ人間たちがやってきて、宅地造成による環境破壊がはじまり、その結果、自然が奪われ、彼らの生活がおびやかされてしまいました。
そこでたぬきたちは自分達の生活を守るため、先祖伝来の化け学で人間に対抗しようとするんですが。。。
自然破壊に対するメッセージと人間社会の問題点などを浮き彫りにした作品です
平成たぬき合戦ぽんぽこの舞台と現状
この映画の舞台となったところは東京の多摩ニュータウンで、現在では映画の中の話と同じく宅地造成されて、大きな住宅地になっています。宅地造成するときに環境のことを考えて緑を残していて、今でもたまに狸が出ます。
そんな多摩ニュータウンですが、1966年に住宅問題解消のためにつくられ、団塊の世代の人が多く移り住みました。開発当初は駅もなく不便なところだったみたいですが、数年後にはそれも解消されて、今では生活の不便もない場所になりました。
ただ現在では、住人達の高齢化、建物の老朽化など別の問題に困っているそうです。
他にも、八王子、町田、稲城なんかも同じようなニュータウンがほぼ同時期に建設されていて、そちらも同じような問題に悩んでいます。
平成たぬき合戦ぽんぽこのメッセージ
この映画は基本的に環境を大事にしようっていうメッセージが込めれれているんですが
それだけじゃなくて、器用に人間社会の中に溶け込んで暮らしている狸がいたり、逆に不器用に自然を守るため人間に立ち向かう狸がいたり、人間社会の縮図みたいな感じがして面白いです。
現在の多摩ニュータウンの問題や他のニュータウンの問題に対しても、狸の変化の術みたいに柔軟に対応出来たらいいですね。
【平成狸合戦ぽんぽこ予告編】